PEDODONTICS
小児歯科
お子さんの歯を守れるのはご両親しかいない
虫歯がたまたまできる事はありません。 知識とそれにもとずく行動で必ず防げます。
お子様の虫歯の原因
日本人は砂糖を取り過ぎ
砂糖が入ったお菓子(グミ・アイス・ケーキ)やスポーツドリンクをお子さんに食べさせていませんか?
子供の成長に砂糖はほとんど必要としません。
どれだけキレイに磨けていても砂糖を頻繁に食べていると虫歯になります。
虫歯のほとんどない欧州では、砂糖入りのお菓子は週1回までだそうです。
虫歯のある子の多くは砂糖を取り過ぎています。砂糖によって虫歯菌が大繁殖してしまいます。
お子さまの虫歯を予防するには
虫歯を予防するためには、まずはお子さまの食生活を見直す必要があります。
ごはんやおやつをダラダラと食べさせたりしていませんか?
食事のあとに歯みがきはしていますか?
食事のあと、食べかすが長時間お口の中に残っていると、虫歯になりやすい環境をつくってしまいます。
ごはんやおやつは決められた時間内できちんと食べ、食事のあとには歯をみがくように習慣づけてあげることは、お子さまの食育にもつながりますのでぜひ実践していきましょう。
小児歯科の予防メニュー
歯みがき指導
ブラッシングでプラークを取り除く、大切な事は磨く事ではなく磨けている事です。
磨けているかはすごく分かりにくいんです。
赤い染色を使わないと歯医者でも分かりません。
フッ素塗布
毎日の歯ブラシ時にフッ素でうがいをするか、3ヶ月に1回歯医者さんでフッ素のどちらかを使うと虫歯の予防に効果的です。
しかし、どれだけ虫歯になりにくくなっても砂糖を取り過ぎては虫歯になってしまいます。
シーラント
奥歯は虫歯になりやすい部分です。ここにあらかじめシーラントと言う材料で埋めておく事で磨き残しをしにくくします。
また、シーラントからフッ素がでます。物理的、化学的に虫歯になりにくくする有効な方法です。
唾液
大人の唾液が含まれている可能性がある物を子供に食べさせない。
よく飲食店で他の家族を見ていると、お父さんが食べたお箸で子供が食べ物を取り分けたり、大人が箸をつけた物を子供が食べる光景を見かけます。
これは大人の虫歯が子供にうつってしまいます。
口移しやキスもそうです。大切な子供だからこそ自分の唾液の菌が子供にうつる事はできるだけ避けた方が賢明です。
これからお母さんになる方へ
反対咬合による治療は3才から可能です。
うけ口の子供さんは早めに治療する事をオススメします。
うけ口は自然に治る事が少なく、更にうけ口になってく子が多いです。
家族の中にうけ口の方がいる時は分かった時点で治療を開始します。
ムーシールドと言う製品を口に入れて寝るだけで改善していきます。
本格的な矯正治療を避ける為にも顎の成長を生かして治療する事ができる時期に必要な治療をしておく事は大変有益です。
治療前のトレーニング
寝ながら飲料を飲ませない。
時々、上の前歯にだけ数本の虫歯を作ってくるお子さんがいます。
これはほとんどの場合、寝ながら砂糖入りの飲料を飲んでいる可能性が高いです。
寝ながら飲むと上の歯の裏に液体が長時間つきます。
これがお茶や水であれば問題ないのですが、スポーツ飲料でも起こります。
母乳は乳児の時は寝ながら飲んでも問題ないとされていますが、幼児になったら寝ながら飲むのは虫歯のリスクが高い事から避けた方が良いと考えています。